自然の息づかいを笑写するブログ

遠くの観光地に行かなくても、身近にある自然が、あなたが来るのを、今か今かと首をながーくして待っています。自然は 喜ばせごっこ、おもてなしごっこ そして不思議な世界で溢れています。自然の笑アップを写し込んでアートにしています。

お笑いくだされ 粋に生きていた江戸っ子、実は借金まで粋でした

                 フォト遊楽

                 石のつぶやき

 

      江戸時代は借金の仕方まで粋でした、お笑いくだされこれだけです。

 

f:id:sizenasobi:20181026155828j:plain

 

粋に生きていた江戸っ子たちですが、実は借金まで粋でした。

江戸時代も、借金をしなければならないときには、当然、借用書を書くのですが、これが外国なら、期日はいつで、それまでに返せなかった場合は利子がこう、担保はこうと、膨大な但し書きが加えられます。ところが、江戸時代に交わされた但し書きは違うんです。江戸時代は、期日までに返せなかっね場合の但し書きに、なんと書いたと思いますか?

 

「お笑いくだされ」

            

この一言だけなんです。新渡戸稲造(にとへいなぞう)が著した『武士道』にも、このように書かれています。

「恩借の金子御返済相怠り候節は大勢の人の前にてお笑いをされ候とも不苦候」

もし私が借金を返済しなかった場合は、大勢の前で笑われても苦しからず、というのが証文になってしまうのですから、武士ってすごいです。

 

町人だって負けてはいません。

                                      

 江戸には、たくさんの店が軒を並べていましたが、ほとんどの取引は「盆暮勘定」と呼ばれ、支払いは、盆と年末の2回ガけ。

いちいち証文も書きません。お客は商人がつける帳面の内容を信頼し、商人も、お客さまがちゃんと支払ってくれることを信じているから、こういう取引が成ら立っていねのです。

 

 自分を信頼してお金を貸してくれたり、商品を売ってくれる人を裏切るのは「野暮」。

だから、自分のブライドにかけて借金はちゃんと返す。正しいか正しくないかじゃない。

得か損かでもない。粋か野暮か。そこにプライドをかけているんです。

 

そんな人生のものさしって、かっこいいと思いませんか?