自然の息づかいを笑写するブログ

遠くの観光地に行かなくても、身近にある自然が、あなたが来るのを、今か今かと首をながーくして待っています。自然は 喜ばせごっこ、おもてなしごっこ そして不思議な世界で溢れています。自然の笑アップを写し込んでアートにしています。

日本の水道の始まりは、なんと120年前

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水道水が飲める国・日本



「水道をひねると透明な水が出て、その水はそのまま飲むことが出来る。」

これは日本人にとっては当たり前の事ですが、それが同じように出来る国は世界中どこにでもあるわけではありません。川や湖の水や井戸を使用している国もありますし、水道が整備されていてもそこから出てくる水がきれいとは限らないのです。日本はこの点においてとても恵まれている国なのです。

 

 

 

日本の水が安全な理由



日本の水道水は高度浄水処理されているので、蛇口をひねると出てくる水を飲料水として使う事が可能です。これはなぜかというと、「水道法」という法律で水道水の水質基準が定められているからです。

水道法で定められている水質基準は、「水道水質の安全を確保するため、生涯にわたって連続的に摂取しても人の健康に影響が生じない量をもとに、安全性を十分考慮して基準値が設定されています。」とした理念に基づいて定められています。また、定期的に原水・浄水場の水・家庭の水道を水の水質検査が行われ管理されています。日本の水道水が衛生的で安全に飲めるのはこういった厳しい法律と管理体制があるおかげです。

 

 

 

 

日本の水道の始まりは、なんと120年前!



日本も昔は川から直接水を汲んだり、井戸を利用したりしていました。江戸時代に幕府が神田上水玉川上水などの水道整備をしたので、武家や町民の住む地域には水道網が通っている場所もありました。ですがこれにはまだ浄水施設は伴っていません。しかもそれは本当に限られた地域のみで、日本中のほとんどの家では川の水を汲んだり井戸から地下水をくみ上げて使っていました。

幕末になると、コレラチフスなどの感染症が流行しました。このコレラチフスは水を介して拡がる感染症で、流行の原因は水道の水質汚染や不衛生な飲料水でした。このような感染症から国民を守る為に、衛生的で安全な飲料水を供給する水道の設備が確立されたのが1887年(明治20年)です。これが現在の水道のはじまりです。

 

 

 

 

なぜ水道水が飲めない国が多いの?

 

 

 

水道水が安全に飲める国、飲めない国には様々な理由があります。

●面積のせい?

面積が広い国は、その分水道のインフラ整備が大変です。日本のように狭い国土で人口も比較的集中していると整備もしやすいのでしょう。

●コストを抑えるために

日本のように高度浄水処理をするにはかなりのコストがかかります。諸外国では水道設備を整えるよりも、安全な水をペットボトルにして売る方がコストが安く済むため、あえて水道設備を導入しない国もあるそうです。

●水道自体がない

水道はあれども、浄水レベルが低いので飲めない国もあれば、水道自体が通っていない国もあります。そういった国は井戸や川の水を汲んで使用しています。

 

 

海外旅行に行くときの水にまつわる3つの注意点



水事情が心配な発展途上国などの国を訪れる際は、しっかりと下調べしてから行きましょう。場合によっては浄水ポットなどを持参するのもいいです。

 

 

 

 

 

なぜ海外のお水を飲むとお腹を壊しやすい?



日頃軟水を飲んでいる日本人は、海外の硬水を飲むとお腹を下す場合があります。これは軟水に比べて硬水にミネラルが多い為です。この軟水硬水の違いは、日本人だけではなく同じ国の人でも地域差によってはお腹を下すこともあるそうです。

そして、お話してきたように日本のように水道水を高度浄水処理している国は少ないです。水道から消毒のされてない生水が出てきている状態で、その国の人は生まれた時から生水を使っているので雑菌に対する耐性があります。一方日本では衛生的な水を飲むことに慣れてしまっているので、海外の生水を飲んでお腹を壊すのは仕方のないことなのです。飲み水として使っていなくても、歯磨きやシャワー、氷などで口にしてしまうことがありますので気を付けてください。

せっかくの海外旅行でお腹を壊して寝込むのは避けたいですから、海外旅行に行く時にはきちんと「生水は飲むな」を守り、ペットボトルを持ち歩く方がいいでしょう。

 

 

ペットボトルも安心はできない?



日本では「ペットボトルは絶対安心だ」と思っていますよね。しかし、海外ではそれすら安全でないと言われている国もあるそうです。安い水を買うとまずくて飲めないこともあります。海外でお水を買う時は見たことのあるメーカーのものにしておいた方が安心でしょう。そして一度開封したら雑菌等でお腹を壊す前に早目に飲みきりましょう。

 

 

 

海外では無料の飲料水はない



日本ではお水は水道から出てくるものですが、海外では「水は購入して飲むもの」だという意識が高いと考えられています。海外に行って食事をしにお店に入ってもお冷は出ません。水は有料です。世界と日本では考え方が全く違うのです

 

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