“人生100年時代”の到来が話題になっています。定年後、30年以上にもなる時間をいかに健康を保ち、充実させるか。シニア世代の生き方が問われています。
『世界一孤独な日本のオジサン』(角川新書)の著者・岡本純子さんによると、近年、米国で発表された「孤独」の健康への悪影響は、「たばこ1日15本分」「アルコール依存症に匹敵」「運動しないより悪い」「肥満の2倍悪い」など衝撃的なものdす。
風邪は万病のもとと言われていますが、孤独も又万病のもと”といえます。
孤独を防ぐには、趣味や運動など「何らかのコミュニティーに参加すること」と岡本さんは強調しています。
さらに、1人暮らしと孤独はイコールではありません。特に定年後は、職場に代わる「居場所」をつくること。さらに会話のポイントは、過去の勤務先や肩書などを言わず、どんな話題にも共感を示し、相手を褒めること。
一人の人間として「相手に何ができるか」を態度で示すことが重要だという。